緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)

2018.05.14 コメントを投稿する

本日はICL手術1名(2眼)、白内障手術を13眼実施しました。

皆さん無事に終わりました。

緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)

先週土曜日は新しい緑内障手術を行いました。カフークという器具を用いた緑内障手術です。カフックと呼びたくなりますが、カフークだそうです。

上の写真を見てください。③のところにナイフが2つついています。これを用いて、目の中の水の出口(繊維柱体)を切り取って、目の中の水の排水を良くしよう、と言うものです。

上の写真の赤矢印が繊維柱体です。ここを切開します。

 このナイフを使用すると、繊維柱体を一定の幅で取り除くことができます。これによって、目の中の水が排水されやすくなるようです。

もともとあった緑内障手術(繊維柱体切除術)と比較して、手術時間がとても短くて手術後の管理がとても楽だというメリットがあります。また、手術が目にあまり負担にならないので、術後視力が下がりにくいという利点もあります。それなのに、結構眼圧がさがります。

合併症としては、目の中で出血することがあります。数日で出血はなくなるのですが、手術翌日に出血で見づらいことがあります。

一昨日実施した4名の様子をみると、出血は殆どなくて、全員眼圧が結構下がっていました。今後使用頻度が増えそうな器具ですね。