近くにピントを合わせたときの遠くの見え方

2018.07.12

今週は白内障手術を12件

ICL手術を2件行いました。

皆さん無事に手術を終えました。最近とても忙しくてブログの更新がおろそかになっていました。出来る範囲で更新していきたいと思います。

ICLの人は翌日から裸眼視力が1.5出ていて、経過良好でした。ICLの手術は両目を行っても手術室に入ってから出るまで20分もかからないのですが、術後結構疲れる人が白内障手術よりも多い印象です。手術件数が多くなってきたのでとっても手際よく手術をしていると思うのですが。

近くにピントを合わせたときの遠くの見え方

最近このブログで質問があったり、患者さんに聞かれることが多くなってきたのがこの質問。

通常遠くを見るときはレンズの度数を0に合わせて、手元50センチを見るときはレンズの度数を-2位に合わせます。ピントが合わない部分は眼鏡を掛けることになります。

以前合った質問では、-1(遠くと近くの中間)に合わせたら、近くも遠くもそこそこ見えるのでは?というものです。これは人によって異なり、手術をしてみないと分かりません。可能性として高いのは、近く用と遠く用の両方の眼鏡が必要になることです。運が良ければ、遠くの視力が出ることもあるのですが、それに期待して手術をすると期待より見えにくくてがっかりするかもしれません。少なくとも、運転する時には視力が0.7以上必要なのですが、これに達しない可能性が高いと思います。

一方で、先週手術した人は-2に合わせたのに裸眼視力で遠くが良く見えて、普段あまり眼鏡が要らなくなったと言って喜んでいました。ただ、これは全員には当てはまらないので注意が必要です。アンケートを見て、私もとても嬉しくなりました。

ピントが外れたときのぼやけ方は個人差がとても多いです。そのため、遠くにピントを合わせたときには近くは眼鏡が必要で、近くにピントを合わせたときには遠くは眼鏡が必要と思っていた方が良いと思います。