眼瞼けいれん/片側顔面けいれん

眼瞼けいれん/片側顔面けいれん
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顔や目のピクピクは「眼瞼(がんけん)けいれん」や「片側顔面けいれん」が関係しているかもしれません。

どんな病気?

眼瞼けいれん

自分の意思に関係なく、両目のまわりの筋肉がけいれんし、目が開けにくくなる病気です。
原因は目やまぶたにあるのではなく、脳内から正しい指令が伝わらず、目の開閉がうまく機能しなくなります。

片側顔面けいれん

自分の意思に関係なく、顔の片側だけがけいれんする病気です。
顔の筋肉の運動を支配する顔面神経が何らかの原因で障害されると、自分の意思に関係なく勝手に目のまわりや口・ほお・あごの筋肉が動いてしまいます。

症状

眼瞼けいれん

【初期症状】
  • まぶしい
  • 目を閉じている方が楽
  • 目が乾く
  • 目がショボショボする
  • まばたきが多い。
【進行時の症状】
  • 自分の意思でうまく目が開けられない
  • 歩行中に人や物にぶつかる

片側顔面けいれん

【初期症状】
  • 顔の片側の目や口のまりがピクピクする
【進行時の症状】
  • けいれんが頻繁に起こる
  • 同じ側の額、ほお、口、あごなどにけいれんが広がる
  • 顔がつっぱり、ゆがんだ状態になる

特徴

眼瞼けいれん

中高年の女性に多く見られます。
性別でみると、眼瞼けいれんの患者さんの約7割が女性です。
とくに中高年の(50〜70歳代)に多くみられます。20歳代でもおこることがあります。

片側顔面けいれん

中高年の女性に多く見られます。
性別でみると、片側顔面けいれんの患者さんの約7割が女性です。
とくに中高年の(50〜70歳代)に多くみられます。
最近の研究から、高血圧や脂質異常症の症状がある人では、片側顔面けいれんになる割合が高いことがわかってきました。

治療法

  • ポツリヌス療法(ボトックス)
    この治療法は、緊張している筋肉に緊張をやわらげるお薬(ボツリヌストキシン)を注射することで、けいれんや収縮の原因となっている神経の動きを抑え、緊張しすぎている筋肉を緩めるものです。この治療法は世界80カ国以上で認可され、広く用いられています。この治療法によって約80%の患者さんで症状の改善が得られるとされています。
  • 内服薬による治療
    筋弛緩薬、抗てんかん薬、抗不安薬を使うことがあります。
  • 手術による治療
    ・眼瞼けいれん
    まぶたが開きやすくなるように、まぶたの筋肉や皮膚を短くする手術があります。
    ・片側顔面けいれん
    耳の後ろの髪の生え際付近を小さく切開し、顔面神経とその神経を圧迫している血管とを離して、神経に対する刺激を遮断する手術があります。
  • その他
    眼瞼けいれんでは、上まぶたをおさえるクラッチ眼鏡や遮光レンズが症状を軽減させることがあります。