涙道外来

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涙道外来を開始します(完全予約制)

2018年1月より、涙道外来を開始することになりました。岩崎明美(いわさきあけみ)先生が担当になります。岩崎先生は涙道内視鏡のスペシャリストで、日本涙道学会でも中心的な役割を担ってらっしゃいます。国内でも関東圏内、四国など多くの眼科から招聘されています。
涙がボロボロこぼれる方、涙で困っている方は是非予約してください。
なお、完全予約制となります。

医師紹介

涙道手術 執刀医 岩崎 明美

略歴

平成10年3月
群馬大学 医学部卒業
平成10年5月
深谷赤十字病院眼科勤務
前橋赤十字病院眼科勤務(胃腸)学
群馬大学付属病院眼科勤務
平成21年4月
宮久保眼科勤務
平成27年9月
おおつき眼科非常勤
涙道手術 執刀医 岩崎 明美先生
涙道手術 執刀医 岩崎 明美先生

鼻涙管閉塞症に対するシリコンチューブ挿入術

年齢とともに涙の量が減ると、涙道(涙の出口)が詰まりやすくなります。涙道が閉塞すると流涙症の原因となります。シリコンチューブ挿入術は涙道の閉塞を解除して流涙症を改善させる処置です。

画像はシリコンチューブ挿入後の写真です。
青矢印は涙点です。上涙点から下涙点にかけてシリコンチューブ(赤矢印)が見えます。

涙道内視鏡を使用したシリコンチューブ挿入術の適応

シリコンチューブ挿入術を行うためには、涙道内視鏡で涙道を開通させる必要があります。閉塞が固い場合は開通しない場合もあります。年季の入っている閉塞の場合、涙道が開通しないことがあります。その場合、DCRという手術(全身麻酔で入院が必要)をしないと治りません。逆に、閉塞して間もない場合は開通しやすくなります。

シリコンチューブ挿入方法

まず麻酔をします(滑車下神経麻酔)。涙道の処置は痛みを感じやすいですが、この麻酔を行うことで痛みを和らげます。涙道内視鏡で涙道内部を観察しながら、閉塞している部位を開放します。開放できたらシリコンチューブを挿入して終了です。
通常15分程度の処置です。チューブ挿入後は2週間毎で水を通します。一般的には挿入後2か月でチューブを抜去します。

手術器具
手術器具
手術の様子

シリコンチューブ挿入術の合併症

麻酔が原因の合併症(いずれも時間がたてば治ります)

  • 皮下出血・・・1%程度の方に皮下出血が生じます
  • 眼球運動障害(目を動かす筋肉に麻酔が作用すると生じます)・・・5時間程度で治ります。見えづらくなりますので手術日は車の運転を控えてください。

シリコンチューブが原因の合併症

  • 違和感・異物感・・・狭い涙道にチューブが入ることで圧迫感を感じることがあります

シリコンチューブ抜去後の合併症

  • 涙道の再閉塞・・・2割程度の方で再閉塞することがあります。点眼などで涙道に継続的に水を通すと再閉塞しにくくなります。

涙道内視鏡外来を受ける上での注意点

  • この外来は完全予約制です。受診を希望されても予約しないと受診出来ません。
  • 涙道内視鏡を行うためには、予め血液検査(感染症検査)が必要になります。そのため、外来当日に内視鏡を希望される場合は、予め一般外来による診察を受けて採血検査を行ってください。
  • 涙道内視鏡の同意書にサインを書いていただく必要があります。
  • 涙道内視鏡手術当日は見えにくくなる為運転できません。

涙道外来受診の流れ

  • 事前に診察を受けるとスムーズです。血液検査を行います。

  • 岩崎先生による診察を受けます。涙道内視鏡手術適応と考えられた場合、スタッフによる説明を行います。ご納得された場合、同意書にサインを頂きます。当日に涙道内視鏡を行う余裕がある場合、当日に内視鏡を行います。いっぱいの場合は内視鏡の予約を行います。

  • 岩崎先生による涙道内視鏡を行います。通常15分程度の処置になります。次回外来は1週間後、以後2週間毎に定期受診を行いますので、予約をしたら終了です。シリコンチューブの抜去は約2ヵ月後になります。

シリコンチューブ挿入手術の費用

1割負担の場合 約5,000円
3割負担の場合 約14,000円