もりや眼科

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粉瘤をとってスッキリ

2016.09.26

本日は白内障手術を13件、翼状片主述1件、霰粒腫切除術1件

全て無事に終わりました。

粉瘤をとってスッキリ

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粉瘤というのは良性腫瘍の一つとされていて、全身にできることがあるのですが、このように顔にできることもあります。上の写真で赤い矢印の先がそれです。古いと黒っぽくなります。おそらく右のが古くて、左の方が新しいものかもしれません。特徴として、一部分中身が見えることがしばしばあります。今回は2つともまるい穴が開いていて、中身が見えます。

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↑今回は白内障手術に併せて一緒に取ってしまいました。皮膚は薄くなっているので切開しても痛みはありません。一応ねんのために麻酔の注射をしてから切開しました。あなから左右に小さく切れ目を入れます。

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↑反対側にも切れ目を入れます。

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↑中身を引っ張り出します。

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↑スポッと取れました。

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2個とも取り除いた直後の写真です。すっきりしました。ほんの2-3分の処置で綺麗になります。

眼鏡をかけたことが無い人が白内障手術を受けるときに注意すること

2016.09.13

本日は白内障手術9件

無事に終わりました。

眼鏡をかけたことが無い人が白内障手術を受けるときに注意すること

いつも白内障手術を受ける前の検査で、眼鏡を持っている人は持ってきてもらうように言っています。

場合によっては、眼鏡があっていなくて見づらいと言う場合は、白内障手術をせずに眼鏡の度数を合わせるだけで視力が上がってしまう事もたまにあります。

また、手術前後で眼鏡の度数が変わらない、、ということも多くはないですがたまにあります。わざわざ眼鏡を買い直す必要がなくなります。

もう一つ重要なのは、眼鏡を今まで使ったことが無い、もしくは持っているけど殆ど使っていないと言う人を把握することです。

体に着ける物というのは、慣れの要素がとても大きいものです。独身の時に指輪をつけ慣れてなかった私は結婚したあと結婚指輪をつけることにしばらく違和感がありました。しばらくしたら慣れてきましたが。

また、大学に入る前は帽子をつけていることに慣れてなかったので、大学に入ってから頭に帽子をつけていることにしばらく違和感がありました。

恐らく似たことがメガネでもあるようで、いままで眼鏡を掛けたことが無く白内障年齢を迎えると言う人がたまにいらっしゃいます。若い頃に遠くが見えていた、と言う人も、50歳、60歳になると通常老眼になるため、近く用の眼鏡を使うことになります。しかし、眼鏡につけ慣れていない人は、眼鏡をかけるよりも近くが見えない生活の方を選択することがしばしばあります。何故装用出来ないかは人によって異なると思うのですが

①耳や鼻に眼鏡のフレームがのっかることに違和感がある

②レンズのせいで物の大きさがわずかに変化(老眼用のレンズでは一般的に大きく見えます)することが気になる

③レンズのフチのせいで視野が狭くなるのが気になる

という事があります。しかも、ややこしいことにこのような方は見えない原因を「メガネをかけていない事」以外に求めてしまう事があるのです。つまり、近くが見えないけど眼鏡は掛けたくない、何かの病気で見えにくいのではないだろうか?と外来で言われてしまうと、私の方も困ってしまうわけです。

以前当院に来られた方の場合だと、遠くは視力1.2、近くは眼鏡なしで0.3、眼鏡を掛けると1.2見える。眼鏡なしで新聞が読めなくなって困っているというものです。「メガネをかけて新聞を読んで」と言って、実際に眼鏡を掛けてもらっても違和感のせいで上手く掛けられないのです。

白内障手術で遠くが見やすいように眼内レンズの度数をセットすると、一般的に近くが見えにくくなるので眼鏡を掛けてもらうのですが、ここで眼鏡にかけ慣れていない人は不自由を感じてしまうことがあります。このあたりも考慮して眼内レンズの度数を良く相談する必要があります。

 

平成28年8月の治療実績

2016.09.09

もりや眼科 平成28年8月の手術実績

 白内障手術 54件

翼状片手術 2件

霰粒腫切開術 2件

後発白内障に対するレーザー治療 13件

網膜レーザー光凝固術 6件

閉塞隅角緑内障に対するレーザー治療(虹彩光凝固術) 8件

涙点プラグ挿入術(ドライアイの治療) 2件

ボトックスによる眼瞼痙攣治療 1件

 8月は暑かったり涼しかったりで変な天気が続きました。お盆休みもあって、手術件数は少な目です。2016-08-06 15.22.26s

 

 

 

 

 

黄斑前膜の治療で飛蚊症も治ります

2016.09.05

 本日は白内障手術を13件、結膜弛緩症手術を2件行いました。

最後の方の白内障は結構硬かったですが、しっかりきれいになりました。

 

黄斑前膜の治療で飛蚊症も治ります

飛蚊症で来院される方、結構多いです。一日平均で2-3人いると思います。

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飛蚊症は一旦生じてしまうと基本的には治りません。目の中に小さなチリのような混濁が生じる物ですが、このチリも含めて自分の体の一部なのです。体の一部が勝手に消える、なんていうことはないのです。

そのため「うっとおしいとは思いますが、飛蚊症とうまく付き合ってくださいね」と説明しています。個人的には手術する程のものではないと思うのですが、それでもかなりうっとおしくて困る、という方も時々見かけます。

先日当院で手術を行った、BRVOという網膜の血管が詰まる病気をきっかけにして飛蚊症が生じたかたが要るのですが、この方も飛蚊症で悩んでいるようでした。

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このように黄斑前膜も生じていて、変視症(歪んで見える)も出てきたので手術する頃だと思います。本人としては、飛蚊症がとてもうっとおしくて、それが手術で治るのであればとても嬉しいと言っていました。

先日手術を行い、無事に終わりました。飛蚊症の原因となるチリもきっちり取り除きました。まだ手術直後なのですが、飛蚊症が無くなって嬉しいようでした。

実際に飛蚊症のみで困っている場合、保険の仕組みの関係で治療できない眼科は多いと思います(自費診療での手術を扱っていないところが殆どのようです)。現在の見解では、飛蚊症は保険適応の病気ではないとされているようです。そのため、当院で治療を行う場合、飛蚊症の治療では10割負担(自費診療)となってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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