もりや眼科ブログ

森谷充雄の眼科ブログ

翼状片の手術治療

2014.07.07
今日は白内障手術9件行いました(乱視用レンズ1件)。
皆さん無事に終わりました。 

先日、厚生省から先進医療認定施設の申請が通ったと連絡がありました。
これで当院でも多焦点レンズを用いた白内障手術の術前後の検査や診察で保険を使うことができるようになります。

今回は翼状片のお話です。そういえば今までこの話をしていませんでした。

翼状片の手術治療

 翼状片とは、白目が黒目の方に伸びてくる病気です。
あまり伸びてくると視力が下がってしまうので、取らなくてはなりません。
目の表面の手術ですから、美容的にも重要です。そのため、綺麗に仕上げることが重要です。
 当院では遊離結膜弁を用いた手術を行っています。

イラスト1
まず翼状片を切除して、

イラスト2
正常な結膜を移植します。
こうすることで、かなりきれいな仕上がりになります。
翼状片術前 3140
これが手術前の翼状片です。白目がかなり伸びているのが分かります。

翼状片術後1月 3140
手術後2週間の写真です。張り付けた結膜に血管が入ってくるので、一時的に赤くなります。

翼状片術後3140
手術後3か月もすると、もう跡形もなく綺麗になっています。この遊離弁は、翼状片の再発を防止する作用があります。他にもマイトマイシンという薬で再発予防を行っており、当院ではまだ1例も再発していません。