もりや眼科ブログ

森谷充雄の眼科ブログ

多焦点レンズを使用した人の白内障手術後アンケート

2021.04.28

今回は30歳と若くして白内障になった方のアンケートです。多焦点レンズを選択しました。

今回の症例の注意点としては、多焦点とはいっても、もとの水晶体の方がピント調整がうまくいっていたはずなので、期待しているほどピントがはっきりしないと感じるかもしれないことです。また、この方は斜乱視という難しい乱視だったので、眼鏡なしの視力がでにくい可能性があることでした。結果的に大満足してもらえました。

今回はPan Optix(パンオプティクス)という3焦点のレンズを使用しました。とても成績が良い(患者さんが喜んでくれる)ので、よく使っているレンズです。


手術後アンケート

2021.03.10

当院では手術を受けた人からアンケートをいただいております。

今回は14名の方に書いていただくことが出来ました。いつもの倍くらいあって驚いています。

「普段点滴で良く失敗されるので怖かったけど、当院ではスムーズに入れてくれて助かった」という声もありました。看護師スタッフに感謝です。

今回掲載したアンケートは、手術前後の不安が多かった方です。術後に目に触れてしまった、ということで不安そうでした。当日はショートメールでやり取りをし、翌日の診察で安心していただくことが出来ました。

 


手術後アンケート

2021.02.20

隔週で恒例のアンケートです。今回も沢山アンケートをいただきました。

手術時は小さいながらも傷が目につきますし、消毒のせいで目の表面が荒れることがあります。

また、術後点眼の影響で目の表面が荒れることもあります。ゴロゴロが続く場合は角膜保護の点眼を行います。


手術後アンケート 多焦点レンズが合わない方

2021.02.03

今回のアンケート結果はあえてうまくいかなかった方を掲載してみます。

白内障手術において多焦点レンズ、特に最新式の3焦点レンズはとても満足度の高いレンズだと思うのですが、一方で数パーセントの方で「レンズがあわない」という現象を経験します。

予めその点は良く説明しておりますので、このアンケートのようにレンズが合わない方については良く話し合いをしたうえでレンズ交換を実施します。

この方は1月21日に右眼3焦点レンズの白内障手術を行い、裸眼0.8,矯正1.2と視力は良好でしたが「なんとなく見づらい」というお話をされておりました。アンケートはこの時いただいたものです。1月30日に単焦点レンズへの交換を実施しました。

2月2日に診察を行ったところ、裸眼・矯正ともに1.2で、非常に喜んでおりました。もちろん、近方は眼鏡が必要になるとは思います。

多焦点レンズの白内障手術を多く扱う施設は多いですが、一方できちんとフォローできていない施設も多くあるように思います。当院は無理に多焦点を勧めることもしませんし、術後のフォローもしっかり行っております。

 


白内障手術後アンケート

2021.01.26

毎月恒例のアンケートチェックです。

今回の方は矯正視力が手術前0.2,手術後1.2になった方です。これだけ視力が上がるととても喜んでいただけますね。

いつも思うのですが、手術を受けるときの不安はとても大きいものだと思います。そのため、いかに不安を和らげて手術を受けていただくかを気を付けています。手術を綺麗に行ったり、良い視力を目指すのは目標が明確ですが、いかに不安を和らげるか、満足していただくかは患者さんの性格や環境、私との関係性もかかわってくるのでとても複雑です。

 


術後アンケート

2020.12.10

手術後のアンケートです。

手術時に痛くなかったか、ストレスなく手術を受けていただけたのかは患者さんから直接聞くしかありません。今回は皆さん大丈夫のようでした。


手術後アンケート

2020.12.01

11月分のを先ほど拝見しました。いつも「皆さん満足してくれているか」ドキドキします。

今回はスタッフの対応が良かった、という声が多かったと思います。

手術時は不安が大きくなりやすいので、そこをいかに安心してもらえるかが大事ですね。


3焦点レンズの術後成績が良いです

2020.10.10

当院では昨年秋から導入している、白内障手術用の3焦点眼内レンズ「AcrySof® IQ PanOptix® Trifocal」ですが、かなりの件数をこなすようになりました。県内では沢山使っている方だと思います。

従来の2焦点レンズと比較して、値段が高いのは難点ですが、それにふさわしい術後視力・満足度を得ています。そのため、現在当院で多焦点レンズを希望される方の多くはこのレンズになっています。

上の写真がパンオプティクスという最新の三焦点レンズです。ギザギザの模様が従来の多焦点とは違います。

下の写真が単焦点レンズの見え方です。遠くにピントを合わせたら近くは眼鏡が必要です。

3焦点レンズは下の写真のように、いろいろな距離にピントが合います。

写真ではスマホが鮮明に見えていますが、そこまではくっきりしないと思います。

スマホは結構目と近い距離で使うことが多いので、3焦点でカバーできる距離より近いことが多いようです。また、スマホは小さくて文字も細かいので、眼鏡が必要になるかもしれません。

3焦点レンズはピントが多くて便利、というだけではなくて、目に入った光を少ないロスで網膜に届ける、という特徴があります。そのため、従来の多焦点レンズと比較してくっきり見えるのです。おそらくこれが患者さんに喜ばれる理由だと思います。

 

欠点としては、夜間運転で眩しくなることなどがありますので、注意が必要です。

当院では以前から多焦点レンズは使用しているのですが、遠くも近くも裸眼視力1.2がでたのはこのレンズが初めてです(必ずしも皆さんがこの視力になるわけではありません)。近隣の眼鏡屋さんがびっくりしていたよ、とお話していました。

 


新しい多焦点レンズ

2020.09.28

白内障手術の技術の進歩のスピードはものすごいです。昨年出たばかりの3焦点レンズも、術後患者さんの満足度が高いのでびっくりしましたが、最近は5焦点レンズが話題になっています。レンズの名前はIntensity(インテンシティー)と言います。

Intensity3

焦点の数が多ければよい、というわけではありません。目に入った光をロスなくうまく使用でき、かつ遠くも近くも見えることを追及した結果こうなるのだそうです。

3焦点レンズ(パンオプティクス)は眼内に入った光の88%が利用できるのですが、この5焦点レンズだと93.5%が利用できるようで、遠くも近くもくっきり見えるようになります。

国内で認定されていないレンズのため、選定療養は使用できず、自費診療となります。


患者さんのアンケート

2020.02.19

 

当院では両眼同日手術は当たり前になっておりますが、県内でみるとまだまだ一般的とは言えない状態です。両眼を同日に手術すると、手術室に2度入るという身体的・精神的な負担を減らせることができます。ただし、両眼同日に手術を行うのは、高い安全性を確保していないと行えないことだと思います。当院の患者さんの生の声を読んで、安心して手術に臨んでいただけたらと思います。