もりや眼科

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白内障手術で不安な人が安全に手術を受ける方法

2017.06.12

本日は白内障手術を14件行いました。

皆さん無事に終わりました。

白内障手術で不安な人が安全に手術を受ける方法

私は2月にICL手術を受けましたが、手術中にきょろきょろしないか心配でした。後で手術ビデオを見たら、ややきょろきょろしていました。目をギュッとつぶると目が上の方を向いてしまうのです。初めは顕微鏡のライトが見えるので、そちらを見ていれば良いのですが、途中で明かりが見えなくなったときに、どこを見たらいいんだろうと考えてしまうかもしれません。

白内障手術では、超音波で白内障を乳化吸引し始めた時くらいから顕微鏡の光が見えなくなります。そのため、「どちらを見たらいいのだろう」と思いがちです。しかし、実際にはそのときには傷口に超音波の機械が入っているので、そう簡単に目を動かすことはできません。そのため、「見えない時には何もしない」が正解だと思います。

しかし、何かしたくなってしまうのが患者さんの心情のようで、白内障の処理をしている最中もこまめに目を動かしてしまう方がいらっしゃいます。場合によっては顔が動いてしまう事もあります。

何故そうなるかと言うと、気にしすぎてしまうからです。目に神経が集中しすぎているともいえると思います。ぼーーっとしているくらいが正解です。

とはいっても、ぼーーっとするのは結構難しいです。これにはコツがあって、何か別の事を考えると良いのです。良くあるのが「100から7を引き算しつづける」「野菜の名前を沢山挙げる」「今朝の食事内容を説明する⇒昨晩の食事⇒昨日の昼食」と言ってもらうのです。どれも少し頭を使う事なので、目が気になりすぎるという状況が緩和できるのです。

今日手術した患者さんに「野菜の名前を挙げてください」と言ったら、猛烈なスピードで列挙していました。さすが主婦ですね。

手術中にお話するのは多少慣れていないと難しいです。ただ、患者さんになるべく楽に手術を受けてもらいたいので、色々工夫をしています。

 

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