もりや眼科

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網膜色素変性症と拡大読書器

2016.04.18

今回は白内障手術を14件行いました(うち入院2件、乱視用レンズ2件)

無事に手術を終えました。

網膜色素変性症と拡大読書器

網膜色素変性症は難病指定されている病気なのですが、現在特に有効な治療がありません。

人によってはかなり見えにくくなります。視野が狭くなったり、暗いところでは殆どみえなかったりします。

無題

網膜色素変性症の方の眼底写真ですが、周辺部で網膜の色が灰色になってきています。無題

上の写真は健康な人の眼底写真ですが、比較すると色調の違いが分かりやすいと思います。

当院で診ている人の中で、網膜色素変性症の方が「見づらくて文字が書けなくなった」と言いました。そのため、拡大読書器を試してみることにしました。

拡大読書器はいくつか種類があります。大まかにはハンディタイプと据え置き型があります。

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文字を読むのにはどちらも良いと思うのですが、書くとなるとハンディタイプはうまくいかないようです。

片手で拡大読書器を持ちながら、もう片手で物を書くことは難しいということでした。据え置き型なら両手が自由になるのですが、一方で画面を見ながら物を書くのは少し慣れが要るようです。

うまく慣れて生活の質が保てればと思います。

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送迎バスが運行しており、手術後に
安心して通院いただけます。

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