もりや眼科

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糖尿病網膜症という病気

2013.06.03

本日は
白内障手術 7件
すべて無事に終わりました。

糖尿病網膜症という病気


糖尿病は緑内障に次いで現在失明の原因2位の病気で、毎年3千人が失明しています。また、糖尿病網膜症による失明者は年々増加しており、眼科医にとって悩ましい疾患の一つです。糖尿病網膜症は、糖尿病の重症度とともに、糖尿病である期間が長いと生じやすい事が知られています。


DM合併

糖尿病網膜症、高血圧、動脈硬化などで網膜の血管が詰まると、以下が起こります。

① 血液の流れが悪くなり、網膜に小さな出血が出現します

② 血液が流れていない部分(無血管野)に、非常に出血しやすい新生血管ができます

③ 網膜に浮腫がおこり、視力が急激に低下します

④ 新生血管から出血し、視力が急激に低下します

⑤ 網膜にかさぶたのような膜(増殖膜)ができます

⑥ 増殖膜が網膜を引き剥がします(網膜剥離)

⑦ 最終的には失明に至ります


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右の眼底写真は、正常な眼底写真です。左の眼底写真は糖尿病網膜症がかなり進行した眼底写真です。進行した糖尿病網膜症に特有な新生血管、硝子体出血、増殖膜が生じています。こうなってしまうと硝子体手術が必要になりますし、視力がなかなか改善しないことになってしまいます。

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