HOYA 暗所視支援メガネ MW10
2018.06.11 もりや眼科
本日は白内障手術を13件行いました。(乱視用レンズ3件)
緊張の強い方もいましたが、特に問題なく手術が終わりました。
HOYA 暗所視支援メガネ MW10
網膜色素変性症という病気になると、カメラでいうフィルムの性能が落ちます。明るい光を暗く感じてしまうのです。そのため、夜間暗いところでは殆ど見えないようです。
このような病気の方に対しての、視機能を補助する製品になります。暗い部屋でも明るく見えます。今回当院で試験的に1台導入してみました。栃木県内では当院が初めてのようです。
実際にかけてみたのですが、部屋を真っ暗にしても結構鮮やかに見えました。色合いも、きちんと再現されているのです。これなら患者さんは喜んでくれるに違いない、、と思い、2名の網膜色素変性症の方に試してもらいました。
試した方がややお年を召した方だということもあるのですが、眼鏡の重さが気になるようでした。また、部屋を明るくしているので、この眼鏡がなくてもあまり問題ないとのこと。難しいですね。
今後いろんな方に試してもらおうと思います。視機能の低下に悩んでいる人の一助になればと思いました。
今回は手術件数のみです
2018.06.05 もりや眼科
本日は白内障手術を13件行いました。皆さん無事に手術を終えました。
より良いクリニックにするべく、現在保健所と色々交渉しています。資料作成のため、本日はブログお休みです。
本当は、暗所支援メガネ MW10を購入したので、その話をしたかったのですが・・。
良い結果がでて皆さんにお話しできるよう頑張ります。
平成30年5月の治療実績
もりや眼科 平成30年5月の手術実績
白内障手術 67件(うち多焦点眼内レンズ4件)
硝子体手術 4件
ICL手術(近視矯正手術)2件
緑内障手術(繊維柱体切除術) 4件
涙道内視鏡を使用した涙管チューブ挿入術 5件
後発白内障に対するレーザー治療 11件
閉塞隅角緑内障に対する虹彩レーザー切開術 4件
霰粒腫切開術 1件
ボトックスによる眼瞼痙攣治療 5件
翼状片切除術 1件
網膜光凝固術 6件
ICL手術の申し込みが増えてきています。だんだん普及しているように感じます。
緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)術後の様子
今回は白内障手術を13件行いました。
(うち、多焦点1例、乱視用レンズ2例)
みなさん無事に手術を終えました。
緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)術後の様子
前回のブログでカフークについて紹介をしました。
https:/moriyaganka.com/blog/2018/05/
先週この手術を行い、術後とっても眼圧が下がったので、紹介をしたいと思います。
① 術前眼圧37→術後眼圧13
② 術前眼圧24⇒術後眼圧9
③ 術前眼圧15→術後眼圧8
眼圧の下がり具合がビックリです。レクトミーとは違って、術後の処置も殆ど必要ないのも良いですね。
緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)
本日はICL手術1名(2眼)、白内障手術を13眼実施しました。
皆さん無事に終わりました。
緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)
先週土曜日は新しい緑内障手術を行いました。カフークという器具を用いた緑内障手術です。カフックと呼びたくなりますが、カフークだそうです。
上の写真を見てください。③のところにナイフが2つついています。これを用いて、目の中の水の出口(繊維柱体)を切り取って、目の中の水の排水を良くしよう、と言うものです。
上の写真の赤矢印が繊維柱体です。ここを切開します。
このナイフを使用すると、繊維柱体を一定の幅で取り除くことができます。これによって、目の中の水が排水されやすくなるようです。
もともとあった緑内障手術(繊維柱体切除術)と比較して、手術時間がとても短くて手術後の管理がとても楽だというメリットがあります。また、手術が目にあまり負担にならないので、術後視力が下がりにくいという利点もあります。それなのに、結構眼圧がさがります。
合併症としては、目の中で出血することがあります。数日で出血はなくなるのですが、手術翌日に出血で見づらいことがあります。
一昨日実施した4名の様子をみると、出血は殆どなくて、全員眼圧が結構下がっていました。今後使用頻度が増えそうな器具ですね。