もりや眼科

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平成30年5月の治療実績

2018.06.01

もりや眼科 平成30年5月の手術実績

 白内障手術 67件(うち多焦点眼内レンズ4件)

硝子体手術 4件

ICL手術(近視矯正手術)2件

緑内障手術(繊維柱体切除術) 4件

涙道内視鏡を使用した涙管チューブ挿入術 5件

後発白内障に対するレーザー治療 11件

閉塞隅角緑内障に対する虹彩レーザー切開術 4件

霰粒腫切開術 1件

ボトックスによる眼瞼痙攣治療 5件

翼状片切除術 1件

網膜光凝固術 6件

ICL手術の申し込みが増えてきています。だんだん普及しているように感じます。

緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)術後の様子

2018.05.22

今回は白内障手術を13件行いました。

(うち、多焦点1例、乱視用レンズ2例)

みなさん無事に手術を終えました。

緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)術後の様子

前回のブログでカフークについて紹介をしました。

https:/moriyaganka.com/blog/2018/05/

先週この手術を行い、術後とっても眼圧が下がったので、紹介をしたいと思います。

① 術前眼圧37→術後眼圧13

② 術前眼圧24⇒術後眼圧9

③ 術前眼圧15→術後眼圧8

眼圧の下がり具合がビックリです。レクトミーとは違って、術後の処置も殆ど必要ないのも良いですね。

 

 

 

 

緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)

2018.05.14

本日はICL手術1名(2眼)、白内障手術を13眼実施しました。

皆さん無事に終わりました。

緑内障手術器具(カフーク:Kahook dual blade)

先週土曜日は新しい緑内障手術を行いました。カフークという器具を用いた緑内障手術です。カフックと呼びたくなりますが、カフークだそうです。

上の写真を見てください。③のところにナイフが2つついています。これを用いて、目の中の水の出口(繊維柱体)を切り取って、目の中の水の排水を良くしよう、と言うものです。

上の写真の赤矢印が繊維柱体です。ここを切開します。

 このナイフを使用すると、繊維柱体を一定の幅で取り除くことができます。これによって、目の中の水が排水されやすくなるようです。

もともとあった緑内障手術(繊維柱体切除術)と比較して、手術時間がとても短くて手術後の管理がとても楽だというメリットがあります。また、手術が目にあまり負担にならないので、術後視力が下がりにくいという利点もあります。それなのに、結構眼圧がさがります。

合併症としては、目の中で出血することがあります。数日で出血はなくなるのですが、手術翌日に出血で見づらいことがあります。

一昨日実施した4名の様子をみると、出血は殆どなくて、全員眼圧が結構下がっていました。今後使用頻度が増えそうな器具ですね。

 

 

 

ICLの取り扱い度数が増えました

2018.05.07

本日は白内障手術を14件実施しました。(うち、多焦点1件、乱視用レンズ8件)

本日は乱視用レンズを使用する方が目立ちました。特に、3Dを超える強い乱視の方が何名かいたので、乱視軸合わせは特に慎重に行いました。明日の視力検査が楽しみです。

ICLの取り扱い度数が増えました

近視を治す手術であるICLですが、国内で認可されている度数と言うものがあります。-3Dから-18Dまでです。これで大抵の方の近視を治療することが出来ます。一方で、もっと近視が強い方や、遠視の方に対するレンズは国内では認可されていません。

実は、海外では作製されているので、個人輸入をすれば使用できるのです(ちなみに、ICLは医療器具なので、医師免許がないと関税を通過できません)。今回当院では、海外のICL会社と契約を結んだので、国内で作成されていない度数のICLも使用できるようになりました。なんと、-18.0Dから+10.0Dまで、乱視は6.0Dまで対応しています(下の図参照)。ただ、これらの度数はHole ICLではなく、穴の開いていないレンズになります。そのため、手術1週間以上前にレーザーで虹彩切開を行う必要があります。価格も、通常当院で行っているICLよりも若干割高になるのでご了解ください。

 

眼瞼腫瘍切除

2018.04.13

今週は白内障手術を14件行いました。みなさん無事に手術を終えました。

先日、小山市民病院内で、市内医師を対象とした講演会で発表を行ってきました。

前立腺肥大治療薬が白内障手術に影響する、という内容です。手術動画も交えて見ていただきました。眼科が他の科と情報を共有する機会は多くないので、時々このような発表を行いたいと思います。

眼瞼腫瘍切除

できもの(腫瘍)は全身どこにでもできるものですが、瞼の場合は見た目に影響します。また、通常皮膚はある程度余裕があるので、腫瘍が大きくなければ皮膚を引き寄せて縫い付けると傷が閉じます。しかし、瞼は皮膚が固定されているので、腫瘍を取った後で皮膚が寄らないことがあります。

このように、瞼のフチに掛かっている場合、皮膚は簡単に寄りません。また、無理をすると引きつれる原因になります。そのような場合、腫瘍を取った後無理に縫合せず、そのまま傷が開いたままで手術を終えます。ちゃんと綺麗になるか、気になりますよね?

これが術翌日です。既に傷が随分小さくなっています。

これで術後1週間です。傷が全然分からなくなりました。あとは睫毛が伸びたらもう手術したか分かりませんね。

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